公開日：2023年1月27日更新日：2023年3月10日

老人ホームの種類を解説

老人ホームとひとことに言ってもその種類は多く入居者の介護の度合いやサービス内容、料金体制もさまざまで、幅広いニーズに応えられるよう設定されています。第二の人生を過ごす場所としてどんな施設があるのか、また自分にはどんな施設があっているのか迷っている方に各種老人ホームの情報をお伝えします。自分にぴったりあった施設を選んで、満足のいく生活を手に入れましょう。

特別養護老人ホーム

介護保険施設の一つで、日常の生活介護や援助を提供しています。他の施設よりも安く利用することができ、入居希望者が多いのも特徴です。入居には条件があり、要介護3以上の方が対象となっています。広域型・地域密着型・地域サポート型に分かれており、申し込み地域の範囲が決められていることも特徴のひとつです。料金が安いことから人気があり、地域によっては待機期間が生じるケースも少なくありません。看取りまでサポートしてもらえるため、認知が進んでも介護度が高くなっても安心です。

特別養護老人ホームとは
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介護付き有料老人ホーム

24時間にわたり介護スタッフが常駐し、入居者の生活援助や介護サポートをします。寝たきりや認知症の方でも入居相談に対応可能で、幅広い方への受け入れ体制が整っています。マンションのような居室を用意していることで人気があるのも特徴です。利用料は施設によって異なり、利用しやすい価格の施設から高級施設までありますので、予算に応じて選ぶことができます。看取りまで対応している施設も多く、終の住処として介護付き有料老人ホームを選ぶ方も増えています。

介護付き有料老人ホームとは
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住宅型有料老人ホーム

自立した方・要支援や要介護度が低い方を対象とした施設です。高齢者の健康的で安心できる生活の提供を目的とし、これまで通り外出・外泊なども自由にできます。見守りや生活支援はあるものの、介護サービスの提供はありません。介護が必要になった場合は外部の介護サービスを利用し、その分だけ利用料が発生してしまいます。

カラオケルームやシアタールームなど娯楽施設を完備している施設もありますので、充実したシニアライフが満喫できるでしょう。

住宅型有料老人ホームとは
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サービス付き高齢者向け住宅

サ高住とも呼ばれ、賃貸形式で高齢者に住宅を提供しています。入居一時金がなく利用料も平均的な相場設定なので、有料老人ホームよりも低価格で入居できるのも人気の秘密です。サービス内容としては生活相談や安否確認が主で、夜間は無人になる施設も少なくありません。そのため基本的に自立している方が対象の施設と言えます。

また、生活の自由度も高く、国による助成金対策も打ち出されているため、今後はますます利用者が増えるであろう注目の施設です。

サービス付き高齢者向け住宅とは
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グループホーム

認知症の高齢者が共同生活を送るための施設で、認知症対応型共同生活介護施設とも呼ばれています。自宅に近い環境で認知症の症状を抑えることを目的としており、施設がある市町村に住民票がある方が対象です。

居室には5人〜9人が共同で入居し、役割分担やコミュニケーションを取りながら生活をします。入居者同士で家事を行うため、他の老人ホームとは特徴が大きく異なりますので、入居にはしっかりと下調べをする必要があります。

グループホームとは
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ケアハウス（軽費老人ホーム）

公的施設の一種で、利用料はかなりリーズナブルなため人気があります。自立した生活を送ることが難しい方を対象としており、60歳から入居資格があります。生活サービスや介護サービス、食事提供があり、身寄りのない低所得者向け施設とも言えます。

軽費老人ホームは自立型と介護型に分かれているのが特徴で、特に介護型は看取りまでケアしてもらえるという安心感があります。24時間介護スタッフが常駐し、夜間の緊急対応も可能です。

ケアハウスとは
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認知症でも入れる老人ホーム

グループホーム・介護付き有料老人ホーム・特別養護老人ホームは一部施設で認知症の受け入れをしています。特にグループホームは認知症専門ホームと言われるほど、専門知識を持ったスタッフの介護が特徴です。特養養護老人ホームは費用を安く抑えられ、なおかつ認知症介護も可能。介護付き有料老人ホームは手厚いサポートやイベントやレクリエーションなどの実施も活発で人気があります。認知症に対する知識が豊富な施設では、さまざまなトラブルへの対応も速く、安心して生活できます。

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元気（自立）でも入れる老人ホーム

介護の必要がなく自立した生活が送れる方でも入れる老人ホームは自立型（健康型）有料老人ホームと呼ばれます。一般に入居一時金や利用料が高めな傾向にあり、入居審査に資産の調査が行われるところもあります。

ただ、充実したセカンドライフが送れるよう、設備が充実し、安否確認など最低限の見守りが期待できるため、快適な生活が送れる施設と言えるでしょう。認知症の症状が出たり、介護が必要になったりすると退去しなくてはならないところも多いですが、施設によってはそのまま最期まで入居が可能なのでよく確認するようにしましょう。

元気でも入れる
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生活保護でも入れる老人ホーム

特別養護老人ホーム・有料老人ホーム・グループホームの一部施設では生活保護受給者の受け入れています。

受け入れはしているが人数を絞っていたり、入居条件を設定している施設がありますので、ケースワーカーに相談したり、施設に直接確認をしたりしなくてはなりません。生活保護受給者は医療費や介護費用が扶助されますが、限度額を超えてしまうと自己負担が生じます。

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要介護度別！
介護付き有料老人ホーム3選

「遠方で暮らす子供に迷惑をかけたくない」「身体が思うように動かなくなってきた…」
人生100年時代と呼ばれる今、介護の負担や高齢者の1人世帯の増加など、課題は多岐にわたります。
そんな悩みを解消してくれるのが、介護付き有料老人ホームで介護サポートを受けながら共同生活を行うこと。
ここでは、必要な介護レベル別におすすめの施設をご紹介。入居先を見極めるための参考にしてください。

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